バーダー社製「#25V・#25Y」の調整方法(手順)

まずはパーツの確認です: 




まずは上記のパーツのそれぞれを確認します。なお、上の写真は「#25Y」のものですが、もちろん「#25V」にも対応しています。

さて、今回の手順では「SBIG ST-8300C」へ「バーダー 等倍コマコレクター(ニュートン用)」を接続致しますので、「Tリング接続リング(上記)」は、それぞれの接続ネジの形態などから「一般用(同上)」を使用します。
このような場合には「EOS専用(同上)」は使用しませんので、お手元にて大切に保管しておいて下さい。


接続機器のスペックを調べます: 




上記は、それぞれ今回接続を行なう機器です。左上が「SBIG ST-8300C」で、手に持っているものが「バーダー 等倍コマコレクター(ニュートン用)」です。


フランジバックを把握します: 




上記それぞれの機器は、弊社が「日本総代理店」を務めます「SBIG社」「バーダー社」の製品でございますから、弊社のそれぞれの製品紹介ページ(→ ST-8300C→ コマコレクター)の諸情報より必要なフランジバック量が上記の通りとなる事が確認できます。(56mmー16.6mm。)この時にはST-8300の50.8mmノーズピースのフランジバック量は除いて計算しています。

なお、接続の機器を他店でご購入なされた場合には、その販売店の担当者の方まで
「接続ネジの規格種類」と、そこからの「フランジバック量(mm)」を聞かれるとよいでしょう。


次にパーツを組み上げます: 




次に、上記「矢印」のパーツを確認します。


フランジバックに合わせます: 




上記のパーツの赤丸の箇所をフランジバック量に合わせます。なお、この時にはある程度の精度で合わせて頂きまして結構です。(後に最終調整を行ないます。)


アダプターを組みます: 




前手順にて合わせた位置関係(赤丸内)が保たれるように、上記のようにアダプターパーツを最後までねじ込んで組み付けを行ないます。


Tリング接続リングも組み上げます: 




同じく「Tリング接続リング(一般用)」を組み上げます。この時にもフランジバックの位置関係が保たれるように作業を行ないます。


付属のヘクスレンチを使用: 




「Tリング接続リング(一般用)」を組み上げましたら、その周辺側面のイモネジ(計6箇所)を付属のヘクスレンチ(1.27mm)で均等に締めてゆきます。


組み上げの最終確認です: 




さて、いよいよ最終段階です。上記のようにより精密な機具を利用してフランジバック量に等しく組み上がっているかを確認、組み上がっていなければここで最終調整を行ない、最後に上記アダプター同士のそれぞれが緩まないように付属の「調整完了用スパナレンチ」を使って増し締め(詳細は以下)し、作業を完了します。


機器と接続します: 




前手順にて組み上げ・完成した当製品を機器に接続します。
今回の場合、「SBIG ST-8300C」と「バーダー 等倍コマコレクター(ニュートン用)」のそれぞれは、同じく「42mmTネジ」同士での接続であったために、当製品の接続にはより容易にねじ込み作業で完了致しましたが、それぞれの機器への接続方法がより複雑な場合や困難が予想される場合には、予め当製品へ一部の該当パーツを接続して作業を進められると良いかも知れません。

 以上で完了です。(お疲れ様でございました。)


なお、、、: 




なお、上記の「調整完了用スパナレンチ(付属品)」は慎重に取り扱います。正しくご利用頂く事で当製品にダメージを与える事なく末永くご利用頂けます。



弊社では様々な機器・パーツをお取扱い致しております。信頼の「SBIG社製品」・「バーダー社製品」をどうぞご利用下さい。

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