バーダー社製「ハーシャルプリズム」カメラボディの接続方法(手順)

パーツを確認します: 




まずは上記のパーツのそれぞれを確認します。

写真左上手前から
「ハーシャルプリズム本体」「42mmTネジAD」「クリックロックAD」「各種フィルター」、更に下段にお手元にてご用意頂く#27」「カメラマウント(Tリング)」「カメラボディ(デジタル/銀塩)」となり、まずは以下の接続を行なう前にこれらのパーツをお手元にてご用意頂きます。

なお、今回の当解説には「ハーシャルプリズム(V型:眼視用)」を用いて行なっておりますが、
同P型:撮影用でも同様の手順にてご接続頂けます。


次はカメラマウント: 




さて、上記の通りにまずは「カメラマウント(Tリング)」へアダプターとフィルター類を接続します。

なお、この時に「ソーラーコンティニュアムフィルターの有無」や「ODフィルターの組み合わせ等」を決定し、取付けを行ないます。(上記写真の場合には「OD3.0フィルター」と「ソーラーコンティニュアムフィルター」を取付けています。)


カメラマウントをセット: 




上記にて組み上げた「カメラマウント」をハーシャルプリズムへ接続します。(詳細は上記)


カメラボディを接続: 




さて、いよいよハーシャルプリズムにカメラボディを接続します。バヨネットの噛み合わせの位置等を確認しながら慎重に接続します。


このような場合には: 




大抵の場合には、カメラボディの取付け後には上記のように「回転方向」が適切ではない状態での取付けとなります。このような場合には、上記「赤色の矢印」の箇所のイモネジを緩める事で回転方向を調整する事が可能です。もちろん調整後にはこれらのイモネジを確実に固定する事を忘れずに行ないます。

また、こちらの「クイックリリースアダプター(#06/#07)」を「カメラマウント」と「42mmTネジアダプター」との間に配置する事により、必要光路長が「
+15mm(128.9mm+15mm)」と多少光路長が伸びますが、この回転方向の調整やカメラボディの着脱が容易に行なえる様にも工夫できます。


さて、完成です: 




以上で接続は完了致しました。


なお、鏡筒との接続は: 


なお、鏡筒との接続方法は「2インチ(50.8mm径)」のアイピース等と同様に「2インチ接眼部」への差し込みとなりますが、実際にお手元の鏡筒にてお使い頂けるかどうかは、鏡筒の接眼部を最も引っ込めた状態で、「128.9mm以上」外側の位置に焦点位置がある場合にお使い頂けます。

上記につきましては、お手元の鏡筒のご購入販売店、もしくはメーカーまでお問い合わせ頂く事できます。



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