SBIG社製冷却CCDカメラ
CCD素子サイズにおける実視野方程式
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更新:2008年8月31日
「
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」方程式とは?
皆様が冷却CCDカメラである特定の天体対象を撮影される場合、「どのカメラでどれぐらいの焦点距離でどれぐらいの写野角がとれるのか?」など、各雑誌にご入選の作品より読み解かれ「おおよそ」の情報は掴めるものの、より具体的な「計算式」より算出される「具体的数値」が皆様のお手元にて「簡単に」算出できれば便利だとは考えられませんでしょうか?
そんな時、お役に立つのが「
FOV
(
F
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O
f
V
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ew)
」です。つまり、CCDカメラが写し出す構図写野
「実視野角」
のことです。
そこでこのページでは以下のような
「テクニカル・コンテンツ」
をご用意させて頂きました。実際の撮影前の準備にどうぞお役立て頂けましたら幸いでございます。
CCDカメラの写し出す実視野は、下記の方程式で簡単に算出可能です!
1画素の視野角
(秒角「''」)
=
206 x 画素面積
(μm)
焦点距離
(mm)
全画素の実視野
(分角
「'」
)
=
(1画素の視野角×画素数)
÷ 60
一例を挙げると
ST-2000XCM(KAI-2020CM)
を
TMB社115mmF7スーパーEDアポ鏡筒
にて直焦点撮影を行なった場合下記の要領で計算できます。
まずは
1画素の視野角
(秒角「''」)
=
206 ×
7.4(μm)
805mm
により、1画素の視野角は
「約1.89秒角」
となり
長辺の
実視野
(分角
「'」
)
=
短辺の
実視野
(分角
「'」
)
=
(1.89秒角×
1600画素
)
÷ 60
(1.89秒角×
1200画素
)
÷ 60
X/Y軸それぞれの示す実視野は
「X軸 → 約50.4分角」
「Y軸 → 約37.8分角」
と計算できます。
つまり、上記の組み合わせにて
「M13・球状星団(視直径23分角)」
が画角のおよそ
3割弱程度(面積はおよそ1/9程度)
の大きさに写る
計算となり、
構図的にバランスの良いイメージング
を行なって頂けます。
さて、以上が「方程式」となりますが、実は以下の通りにこの「方程式」を組み込んだ「天文ソフトウエア」がございます。
詳細は以下の通りです。(弊社がオススメする2本です。)
CCDOPS・カメラ制御用ソフトウエア
(
→ 最新の日本語版はこちらより
)
※CCDカメラに標準付属です
その他メニュー→「FOV」コマンド
SBIG社製「冷却CCDカメラ(国内正規品)」に標準で付属のソフトウエアの収録機能の一つ。このコマンドでは、右記載のように「1ピクセルの秒角」から「CCD素子全面積の視野角」、更には「口径面積(主に光度測定時に重要!)」等がスペックとして表示されます。撮影対象のプロフィール等よりサイズの比較を行なうと良いでしょう。
日立ビジネスソリューション社製「THE SKY Ver6」(日本語版)・プロフェッショナル版
ツールバー→「視野インジケーター」
元来は「ソフトウエアビスク社(アメリカ)」社製の世界基準の「天文観測用データベース&自動導入コントロール&プレネタリウムソフト」です。この原盤英語ソフトを「日立ビジネスソリューション社」が非常に分かりやすい「日本語版」に仕上げた秀逸のソフトウエア。その中の「視野インジケーター」機能が優秀。計算結果を「赤線フレーム」で表示、ビジュアル的にも分かりやすくなっています。また「ダブルCCD素子」機ならば「ガイドCCD素子」の位置もフレーミング表示が可能で、ガイド星等の検索にも大いに役立ちます。
そのデータベースの多さと、他データベースからの「インポート」機能で、更にあなたの観測目的に合わせてのカスタマイズの可能。天文ソフトウエアと言えば「ザ・スカイ」です!
ご注意:
写真は「英語版」。お届けは
「正規日本語版」
となります。
さて、以下には新旧型のSBIG社製冷却CCDカメラの実際の機種(モデル)に使用されているCCD素子の詳細を一覧します。
方程式・計算時にどうぞお役立てくださいませ。
SBIG社製冷却CCDカメラ・モデル別 「CCD素子」
詳細
一覧表
カメラ
CCD素子
画素数
画素面積(μm)
素子面積(mm)
ST4/4X
TC-211
192 x 164
13.75 x 16
2.6 x 2.6
ST-5/5C
TC-255
320 x 240
10 x 10
3.2 x 2.4
ST-237
A
TC-237
640 x 480
7.4 x 7.4
4.7 x 3.6
ST-V
ST-6シリーズ
TC-241
375 x 242
23 x 27
8.8 x 6.6
ST-7シリーズ
KAF-400/401/402
ME
765 x 510
9 x 9
6.9 x 4.6
ST-8シリーズ
KAF-1600/1602/1603
ME
1530 x 1020
13.8 x 9.2
ST-9シリーズ
KAF-0261
E
512 x 512
20 x 20
10.2 x 10.2
ST-10シリーズ
KAF-3200
ME
2184 x 1472
6.8 x 6.8
14.9 x 10.0
旧型ガイドチップ
TC-211
192 x 164
13.75 x 16
2.6 x 2.6
現行型
ガイドチップ
TC-237
640 x 480
7.4 x 7.4
4.7 x 3.6
ST-1001E
KAF-1001
E
1024 x 1024
24 x 24
24.6 x 24.6
ST-2000シリーズ
KAI-2000/2001/2020
(C)
M
1600 x 1200
7.4 x 7.4
11.8 x 8.9
ST-4000XCM
KAI-4022
C
M
2048 x 2048
15.2 x15.2
STL-4020シリーズ
KAI-4020/4021/4022M
STL-1301シリーズ
KAF-1301E
1280
x 1024
16 x 16
20.5 x 16.4
STL-1001シリーズ
KAF-1001E
1024 x 1024
24 x 24
24.6 x 24.6
STL-11000シリーズ
KAI-11002
(C)
M
4008 x 2745
9 x 9
36.0 x 24.7
STL-6303シリーズ
KAF-6303E
3072
x 2048
27.7 x 18.5
STX-
1001E
KAF-1001
1024 x 1024
24 x 24
24.6 x 24.6
STX-
4022M
・
C
M
KAI-4022
(C)
M
2048×2048
7.4 x 7.4
15.2 x 15.2
STX-
6303E
KAF-6303E
3060×2040
9 x 9
27.7 x 18.5
STX-
8300E
・
C
E
KAF-8300
(C)
E
3326×2504
5.4
x 5.4
17.9 x 13.5
STX-
9000E
KAF-9000E
3056×3056
12 x 12
36.6 x 36.6
STX-
10100
C
M
KAI-10100
C
M
3648×2760
4.75
x 4.75
17.3 x 13.1
STX-
11002M
・
C
M
KAI-11002
(C)
M
4008×2675
9 x 9
36.0 x 24.7
STX-
16000M
・
C
M
KAI-16000
(C)
M
4872×3248
7.4 x 7.4
36.0 x 24.0
STX-
16803E
KAF-16803E
4096×4096
9 x 9
36.8 x 36.8
STX-
CCD42-40
CCD42-40
2048×2048
13.5
x 13.5
27.6 x 27.6
STX-
CCD47-10
CCD47-10
1056×1027
13
x 13
13.7 x 13.3
STX-
CCD42-00
CCD42-00
512×512
24
x 24
12.2 x 12.2
最後に、、、
上記にて、観賞用の撮影用途での
「構図決定」
にはもちろんのこと、その他、撮影画像内での
「離角測定」等
の観測にもお役立て頂けます。
また、予め撮影対象の構図が把握できる為に現場でタイムロスの少ない
「適格な」
撮影/観測を行なって頂く事も可能です!
当ページの内容につきまして、ご不明な点等がございましたら、どうぞお気軽に
ご質問/ご相談
下さいませ。
あなたのご要望内容に合わせまして、専属のスタッフが適格にアドバイスを申し上げます!
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